INTERVIEWインタビュー 03

船舶エンジンのスケールに魅了される。共に働く「人」にも恵まれた環境

工務部 工場課(2014年入社)

機械整備グループ副グループ長Mechanical Group

自動車ディーラーの整備士から転職
船舶修繕への興味と整った各種制度に惹かれた

私が横浜工作所に入社したのは2014年で20代半ばの頃でした。自動車整備の専門学校を卒業後、勤務制度や処遇制度面がしっかりした会社で働きたいと大手自動車ディーラーの整備士として就職しました。しかし、元々ひとりで黙々と作業するのが好きなタイプのため、再び転職を検討していたところ、横浜工作所の求人を見つけました。募集していたのは船舶修理技能職で、未経験の船舶の仕事が面白そうでしたし、歴史ある会社で制度面が整備されている点にも惹かれて応募しました。船舶業界は全くの素人でしたが、自動車整備士の経験が買われて幸運にも採用となり、新たなキャリアをスタートすることになりました。

入社後、私が配属されたのは機械整備班でした。エンジンをはじめとした船舶の機関全般を担当するグループです。前職で自動車整備士としてエンジン整備をしていたので、基本的な構造はすぐに理解できましたが、船舶のエンジンはメーカーによって組み方が大きく異なるため、最初の頃はとにかく勉強の毎日でした。

エンジンのオーバーホールを担う
スケールの大きい仕事を成し遂げる醍醐味

入社後しばらくは、機械整備班の班長と副班長のもとで、必要な知識や技術を教えていただきながら仕事に取り組みました。船舶修繕の仕事は、自社のドックにお客様の船舶を入渠させて修繕やメンテナンスを行う場合と、船舶が停泊している港や沖合まで出向いて出張工事をするケースがあります。私もこれまで北海道から九州まで全国各地に赴きました。

こうして多種多様な修繕の技術と経験を積み、5年目位からはエンジン等の機関整備や修理も任せてもらえるようになりました。最近では、エンジンのオーバーホールをまるごと任される機会も増え、とてもやりがいを感じています。
クレーンを使って船舶からエンジンを取り外し、2週間位かけてエンジンをすべて分解し、損傷している部品や摩耗している部品を新しいものに交換して、再び組み上げていきます。前職で自動車エンジンのオーバーホールを手がけたことがありましたが、船舶のエンジンは段違いにスケールが大きいので、作業を完了し無事に船舶を海に送り出せた時は大きな達成感があります。

一緒に働く「人」に恵まれて、ここまで成長できた
今度は私が若い人たちを育てていきたい

私がここまで成長できたのは、ひとえに業界未経験の私をしっかりと面倒みていただいた班長、副班長をはじめとした周りの先輩方のお陰です。皆さんから技術や知識を手取り足取りと惜しみなく教えていただけました。
職場で一緒に働く「人」に恵まれていること、制度面が整備されている点もとても魅力です。休日出勤や残業代は、もちろんきちんと支給されますし、有給休暇も都合に合わせてフルに活用できます。横浜工作所に転職してからはプライベートも充実し待遇面も大いに満足しています。

今後は機械整備の技術をさらに高めていきたいと思っています。公的資格である「船舶用機関整備士」を取得し、今まで以上に様々な船の整備や修繕を担って、もっとキャリアアップしていきたいと考えています。私が目指しているのは、これまでここでお世話になった班長や副班長のような人材に自らがなることです。技術や知識だけではなく、人間的にも頼られる存在になりたいと思っています。これから入社する若い人たちを、私が培った今までの経験、知識を継承して育てていきたいと思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。

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